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2016年9月

2016年9月19日 (月)

BOPビジネスとごみの増加

Dsc_0297_2 途上国の貧困は「お金がない」というだけではなく「少額で買えるものがない」ことからも生じている。こういう認識から近年、貧困層にも購入可能な小単位の商品などを開発、販売する「BOP(ベース・オブ・ピラミッド)ビジネス」が盛んになっています。この考え方自体は賛成なのですが、小さなパッケージでの調味料、洗剤、菓子などの販売は明らかにプラスチックごみを増やしているようです。写真はインド・アグラ市の下水処理場で撮影したものです。この処理場は「ヤムナ・アクション・プラン」の一環として日本のODA(円借款)で建設されたもので、下水の処理に大きな役割をはたしていますが、現場では下水に流れこむプラスチックごみの激増が問題になっていました。下水だけではなく、街中にはプラごみが氾濫しています。BOPを進めると同時に、環境への影響が小さな販売方法や包装を考えなければならないことを痛感しました。
Dsc_0296 The BOP (base of Pyramid) business has become one of buzz words in development discourses. I fully agree that goods affordable to poor people should be developed to give them better material lives. My only concern, however, is the increase of items in small packages also increases numbers of small plastic waste which is detrimental to environment. Some innovative measures are necessary to prevent the increase of waste. The photos are taken at a sewerage plant supported by Japan's ODA under the Yamuna Action Plan.
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2016年9月11日 (日)

同時多発テロから15年 15th anniversary of 9.11 terrorist attacks

911
整理して廃棄しようとした書類の間からこのパンフレットを見つけました。カード会社のローンの宣伝ですが、表紙がWTCの写真です。カードのローンは使わないので、なぜ残っていたか不思議です、少なくとも2001年以前のものです。奇しくも昨日は同時テロから15年でした。2001年9月11日は世界を変えた日になってしまいました。この日を境にに、世界は統合から分断、協力から対抗・敵対に大きく方向が変わったように思えます。犠牲者の方々を慰霊し、平和を祈念し, そして自分が何ができるか、考えていきたいです。

I found, by chance, this leaflet of a credit card company between documents I was disposing. Coincidentally, yesterday was the 15th anniversary of the 9.11 terrorist attack. It was indeed on the day the world had changed. I would offer a silent prayer to the victims and for world peace.

2016年9月 6日 (火)

インド・エネルギー・資源研究所(TERI)と持続可能な発展 The Energy and Resource Institute, India


Teri1デリー空港から帰国直前の6日、空港からほど近いグルガオンにある、TERI(エネルギー・資源研究所)を訪問しました。TERIは以前はタタ財閥傘下の研究所で、資源、環境、気候変動などを主に研究し、コンサルティングも行っています。前議長は国際気候変動パネル(IPCC)の議長を務めたラジェンドラ・パチャウリ氏で、2007年に米国のゴア副大統領とともにノーベル平和賞を受賞しています。


Teri2 TERIの研究は林研究室のテーマの持続可能な開発と密接に関連してしており、多くのことを学ぶことができました。TERIのキャンパスは持続性のコンセプトを全面的に取り入れており、地下にダクトを通して行う空調システム(エアコンは使いません)、雨水の完全利用と敷地内での排水の完全処理、太陽光やバイオガスによる発電などを行っています。電気はすべて自前で、外部からの送電は受けていません。私の大学でもこのようなコンセプトと設備を導入したいです。





Teri3
On 6 September, we visited the Energy and Resource Institute (TERI) before our departure from Delhi. The TERI (former TATA Energy and Resource Institute) is a research centre studying resource conservation, alternative resources and environment protection and mitigation/adaptation to climate change.

Their former president was Dr, Rajendra Pachauri. He got Nobel prize as the chairperson of the International Panel for Climate Change (IPCC) in 2007. We had discussion on the sustainable development. The TERI's campus is designed to incorporate sustainability concept with natural air conditioning system, rain water harvesting, full utilization of solar energy, etc. They aren't depending on power supply from outside grids. They recycle all the waste water within their premises.

2016年9月 5日 (月)

児童労働根絶に取り組むBachpan Bachao Andolan On Child Labour

Dsc_0564 9月4日と5日の両日、児童労働の根絶に取り組むBachpan Bachao Andolan (BBA)のバル・アシュラムに滞在しました。Bachpan Bachao Andolanとは「子どもを助ける運動」の意味です。BBAは1980年にカイラシュ・サティアルティ氏によってはじめられました、同氏は2014年にマララ・ユスフザイさんとともにノーベル平和賞を受賞しています。BBAは二つの施設を持っていて、デリーにある短期に保護施設のムクティ・アシュラムは昨年訪問しましたが、今回はラジャスタン州の長期保護、訓練施設であるバル・アシュラムを訪問することができました。2日間滞在するの中でで子供とコミュニケーションをができたり、BBAの活動について実際に学ぶことができました。子どもにとって「自分が大切にされている」という感覚がいかに重要であるかを考えさえられました。子どもの権利の尊重もその一つです。これらが侵害されることによって生じる心の傷がいかに深刻であるかについて目を向ける必要があります。


On 4th and 5th September, we stayed over night in the Bal Ashram, Bachpan Bachao Andolan BBA). The BBA was established by Mr. Kailash Styarthi, an Nobel Prize Laureate social activist in 1980. The BBA has rescued more than 83,500 victims of child labour. The Bal Ashram in Virat Nagar, Rajasthan State, is their long term rehabilitation camp and training centre. During 2 days stay, we had active communication with children and had learnt a lot from BBA's policy, approach and activities.

2016年9月 2日 (金)

ニームラーナ工業団地訪問  Neemrana Industrial Area in Rajasthan State

Nm1 9月2日、ジャイプールへ向かう途上に、ラジャスタン州のニームラーナ工業団地を訪問し、日本企業1社、インド企業1社を訪問することができました。工業団地の一角は日本企業用に開発されていて、工場のほか日本人向けのホテルや日本料理店が営業しています。現在46社の日本企業が稼働しています。ラジャスタン州にこれだけの日本企業が進出しているというのは、私がインドで仕事をしていた25年前では信じられないことです。デリー・グルガオンとニームラーナ結ぶ国道8号線は片側3車線に拡幅されています。ただ、まだインフラがネックで、特に病院と学校がないことがネックで、多くの駐在員が単身赴任を強いられており、家族で赴任している場合にはグルガオンから片道90~120分をかけての通勤しているという説明をお聞きしました。


Nm3 現在、JICAが支援しているムンバイ、デリー間の貨物新幹線の沿線であり、完成が待たれるほか、今後、一層のインフラ整備が望まれます。午前は自動車部品を製造している日本企業、午後はLED照明装置やキザと呼ばれる電気温水器などの家電製品を製造しているインド企業を訪問しました。日本企業ではインドでの事業展開のポテンシャルや難しさを伺いました。インド企業では工場を上げて「カイゼン」運動に取り組んでいることが特筆されます。インドは今「メイク・イン・インディア」を国策にしていますが、デリーからラジャスタン州にかけての工業化の進展を見ると、インドが製造業大国になる日も近いのではないかと思います。お昼は、今回のスタディーツアーで1回だけの日本食になりました。

Nm4_2 On 2nd September, we visited, on our way to Jaipur, Neemrana Industrial Area in Rajasthan State. We visited a Japanese and an Indian Manufactures. The Japanese company is manufacturing automobile parts. The Indian company is producing electrical home appliances such as Giza (water warmer) and LED lumps. Both factories are neat and clean and "Kaizen efforts are being made". This is "Make in India". The Neemrana Industrial area is being developed by RIICO (Rajasthan State Industrial Development & Investment Corporation Limited). A part of the area is specified as "Japanese Area", with 46 Japanese companies are in operation.

Nm2

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