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2016年7月 6日 (水)

丸山眞男とリベラリズム On Japan's post-war liberalism

13612290_1091647374214653_854146656 私の高校時代の同級生から、当時の現代国語担当の先生が最近83歳で亡くなられた知らせを受けました。最近はお話ししたことがなかったですが、高校生の頃、よく議論をしていただきました。丸山眞男の『「である」ことと「する」こと』についても議論をしたことを覚えています。これは丸山が1958年に発表したもので、現在、岩波新書の「日本の思想」に収められていますが、当時は現代国語の教科書に掲載されていました。リベラルな時代でした。民主主義の価値は、人間の属性(「である」)ではなく判断や行動の内容(「する」こと)にあるというのが 主要なテーマです。今日、読み返してみましたが、「国民が主権者になったといっても、主権者であることに安住してその権利の行使を怠っていると、主権者でなくなるというような事態が起こる」というメッセージが冒頭に書かれています。これはまさに現在の状況です。ほぼ60年前に書かれたエッセイですが、「する」ことではなく、地位、所属組織、男女などの「である」ことにとらわれて考えているという日本の社会の弱点が現在でも解決していないことに戦慄します。私の恩師もメッセージを伝えたかったのだと思います。そして、今、私も教える立場で、若い世代にメッセージをつないでいかなければならないです。


When I was a high school student more than 45 years ago、I vigorously discussed with a teacher, who passed away recently at the age of 63, on democracy in Japan. I have learnt from discussion with him that unless we make democracy to democratize itself all the time. it would be lost.

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