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2015年11月

2015年11月23日 (月)

学生企画「3.11からあなたの命を考える会」   Live together with those who lost their lives by 3.11 disaster

Img2015112300411。文教大学湘南校舎の文教ボランティアズの学生が企画した講演会・意見交換会「3.11からあなたの命を考える会」が本日開催されました。震災時に女川第一中学校の先生をされていて、ご自身は石巻市の大川小学校で娘さんを亡くされた佐藤敏郎さんをお招きして、お話を伺いました。災害を受け止めそこから立ち上がろうとしている子供たちや地元の4年半、そして何よりも大川小学校での悲劇はなぜ避けられなかったのかについて考えさせられました。

Dsc_0090一つ気が付いたのは、日本に蔓延するプロフェッショナリズムの欠如と無責任体制です。プロの仕事というのは責任を引き受けて結果をだすことです。しかし、組織の中ではそのようなプロ意識よりも「組織防衛」の力学が働きます。大川小学校で起こったことやその後の行政の対応は、、日本がずるずると中国、米国との戦争に追い込まれていった過程や、薬害、公害病を生み出していった経過に共通するものがあると思いました。女川の子どもたちは「今は災害後ではない。次の災害前だ」と言っているそうです。組織の論理に人々が押しつぶされている状況について深刻な反省ををしていかない限り、悲劇が繰り返されてしまうでしょう。大変考えさせられる一日でした。 「われわれは、亡くなった方が生きようとした時間を生きている」という佐藤さんの言葉が響きました。

Dsc_0040最後に、これだけの企画を教員の指示もたいした支援もなしに自発的に実施した学生たちに拍手!まさにこれこそがボランティアです。

Dsc_0188A seminar on disaster risk management organized by students of Bunkyo Volunteers was held this afternoon. They invited Mr. Toshiro Sato, who was a teacher at the Onagawa Daiichi Junior High School and lost his daughter at the Okawa Primary School, delivered his message on how we can learn from the tragedies at Okawa and Onagawa. Lack of professionalism and weak sense of responsibility of bureaucracy concerned may be a root cause of death of 74 children at the Okawa Primary School. Mr. Sato told us that we are living days which those lost lives would want to live.

2015年11月 8日 (日)

日本の国際収支  Japan's Balance of Payment

大学の講義はとにかく学生に理解してもらうことが目標ですが、私の科目「開発と国際協力」では、基礎知識として、国民所得や国際収支の考え方の理解が重要と考えています。私がいる学部では「開発否定論」「反グローバリゼーション論」などに学生が接する機会が多いので、対抗するわけではないですが、多様な見方に触れてもらいたい、ということで一石を投じています。

今年は2013年に改訂されたIMFの国際収支マニュアル第6版で講義資料を全面改訂しましたが、資本収支の概念が変わり、外貨準備を含む金融収支が設けられたり、プラス、マイナスの符号が逆になったりとり、昔ながらの概念に親しんできた「石頭」にはとまどうところが多かったです。それをわかりやすく説明することができたかどうか・・・・ 途上国の国際収支が発展の制約条件となることの説明が目的ですが、副産物は日本の国際収支の理解です。大震災のあった2011年以降の貿易収支の落ち込みは大きいです。このグラフでは表示していない最近数か月間で貿易収支は回復しているようですが、原発停止の影響に加え、投資収益などの「第一次所得収支」が増えていることと併せて、「構造変化」が進みつつあることが学生にも感じてもらえたのではないかと思います。

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One of key points of my lecture on Development Studies is to help students understand concepts as well as realities of "Balance of Payment". A by products of the lecture is to explain a position of BP of Japan after the 2011 earthquake and tsunami. The trade and service account balance (blue line) is negative and still declining while the primary income account balance (green line) , such as return form overseas investment, is positively increasing, avoiding the current account balance (blue line) turn negative. This is partly due to increase of fuel bills caused by interruption of nuclear power generation but also, in my view, by fundamental structural changes of Japanese Economy.

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